皆さまこんにちは。
名古屋でホームページ制作&Webマーケティングをおこなっている株式会社ウェブエクリプスです。
今回は市場や競合を分析することの重要性についてお伝えします。
Googleは12番目の検索エンジンだった。
Facebookは10番目のソーシャルネットワーク、
iPadは20番目のタブレットだった。大切なのは「誰が最初か?」ではない。
市場が熟したときに「誰が最初になるか?」だ。
-「エンジェル投資家 リスクを大胆に取り巨額のリターンを得る人は何を見抜くのか」-から引用
大事な事は「アイディア」よりも「市場」だった
今や誰もが知る「Google」「Facebook」「AppleのiPad」。
革新的なアイディアを基に、先駆者として市場を開拓してきた。
こういったイメージがあるかも知れませんが、実は「Google」も「Facebook」も「iPad」も後発のプロダクトだったのです。
いかに革新的なアイディアがあったとしても、「市場」が熟していなければそのアイディアは力を発揮しません。
本書ではこのような事も記されています。
「なぜ今ならこのアイデアが成功するのか?」
ウーバーの場合は簡単だった。
今なら、誰もがスマホを持っていてその中にはGPSが入っている。
実際、ウーバーが参入する1年前に、ショートメッセージでタクシーを呼ぶサービスを施行した会社があった。(が、うまく行かなかった)
今や世界を席巻している配車アプリ「Uber」もファーストペンギン(リスクを顧みず最初に挑む者)ではなく、後発のサービスなのです。
そこでビジネスを成功させるために必要なのが「競合分析」になります。
競合分析とは?
文字通り「競合するライバル企業を分析する」マーケティング戦略のことですね。
他社がどういった戦略を持ってどういった施策を打っているのか、それによって自社にどんな影響があるのか。
それを調べることによって後発の企業であっても、他を抜き、成功するための戦略を立てる事が可能になります。
競合分析のフレームワークとしてよく知られるのが「3C分析」です。
1. Customer(市場・顧客)
2. Competitor(競合)
3. Company(自社)
の頭文字をとったものです。
市場&顧客&競合、それらに対して自社を照らし合わせることにより自社の強みと弱みを知り、自社が成功するためにはどうしたらいいのかを導き出す、それが3C分析の目的となります。
モノマネは悪いことではない
かつての日本もそうでしたが、「コピー大国」として有名な国に中国があります。
・アリババ→アマゾン模倣し今やEC界を席巻
・バイドゥ→グーグルを模倣し検索エンジンとして中国内でのシェアNo.1
・シャオミ→アップルを模倣。もとは家電メーカーであったがスマートフォンでの世界シェアを伸ばす。
アメリカの猿真似といわれていた中国のIT企業も、いまや世界的な企業として注目を集めています。
それどころか、世界をリードする企業として認知されています。
重複しますが、昨今の中国の活躍を見ると、誰が最初にオリジナルのアイディアを出したかは重要ではなく、市場を調査して他のアイディアを模倣→市場が熟した時にそのアイディアを一番良い状態でユーザーに提供できるかということが大事だということが分かります。
まとめ
・企業活動する際に大事な事
①市場調査をおこない、②競合分析をして、③それらから得た情報を精査し自社で活用する。
上記を続けることによって自社の「ブランド」が構築され、
それはWEBの運用においても変わりません。
皆さまの企業活動において、いつかウェブエクリプスがお助け出来れば幸いです。
それでは!!!