1999年、75万ドル(約8150万円)で会社を売却しようと思っていた2人。
2019年現在、その2人の総資産は1233億ドル(約13兆4000億円)になっています。
その2人の人物とはGAFA(ガーファ)として世界のテック産業を支配しているともいわれる、4大企業のうちの一つ
Googleの共同創業者、ラリー・ペイジ氏&セルゲイ・ブリン氏です。
※GAFA(ガーファ)とはグーグル・アマゾン・フェイスブック・アップルの頭文字をとったものです
2人はGoogleの親会社、Alphabetのトップとして君臨していましたが、12月3日(米国時間)に辞任すると発表されました。
ラリーペイジ氏がどんな人物かは、今はすっかりYouTuberとして話題の中田敦彦さんが分かりやすく説明されていますのでご覧ください。
神の子ラリーペイジッ!!
2人は辞任した後も役員として残り株主総会にも参加するとのこと。
ラリーペイジ氏は、
Amazonのジェフ・ベゾス
Facebookのマーク・ザッカーバーグ
Appleのスティーブ・ジョブズ(現在はティム・クック)
といった表になかなか名前を出さない存在でしたが、これからは更に姿を出さない、影のドンにとしてGoogle(Alphabet)を操るのか気になる所です。
Alphabetの新しいトップには、GoogleのCEOサンダー・ピチャイ氏が就任するとことになり、発表後Alphabetの株価もアップしたとのこと。
2人は公式ブログにて
人間ならもう21歳。そろそろ飛び立つ時だろう。こんなに長い間、経営に深く関われたことは光栄の極みだけれども、これからはあんまり口やかましいこと言わないで、立派に成長した我が子を愛情いっぱい見守って、たまにアドバイスする親の役目にシフトしたいと思う!
と述べています。
最近のGoogleといえば、労働組織とのトラブル、セクハラ問題への不誠実な対応といったことが話題になることも多く、AIの軍事利用についてなど、度々社員との軋轢を生じています。
サンダー・ピチャイ氏が親会社のCEOに就任することで今後どうなっていくのか、注目したいところです。